沖縄弾丸一人旅 元祖フーチバジューシーのお店 ふみや 訪問録

閑静な民家の居間は、まるで実家にいるように温かく

1泊2日たった28時間という短い滞在ですが、沖縄の美味しい料理を食べに、旅行を計画しています。限られた時間を有効に使って、下調べは入念に行っていこうと思います。

今回は、国際通りから一駅北の美栄橋から徒歩10分に場所にある沖縄県那覇市泊2丁目にある「スマートコンド泊」に宿泊することにしました。ここから徒歩で行ける範囲で美味しい料理を探索しようと思います。

ところで・・・沖縄料理といえば、なにを想像しますか?

ゴーヤチャンプルー?ソーキそば?豚肉(ラフテー、テビチ、ミミガー)海ブドウ?グルクン唐揚げ?ゆし豆腐?ジーマーミ豆腐?クーブーイリチー?ナーベラーンブシー?ジューシー?タコライス?

どれも沖縄を語るには欠かせない料理ですよね。

食べログ、ブログやTwitterなどで、宿泊予定の泊(沖縄)周辺の沖縄料理を調べてみたところ・・・

約50年もの歴史がある沖縄料理の老舗が近くあるとのこと。フーチバジューシーというのがどんな料理なのかわかりませんが、その元祖のお店で地元の方や旅行者も多く訪れるおみせらしい。これはもう行くしかない!ということで、「元祖フーチバジューシーのお店 ふみや」に行ってみました!

Contents

元祖フーチバジューシーのお店 ふみや 訪問録

2019/07/26 訪問 元祖フーチバジューシーのお店 ふみや

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場所は、宿泊先の「スマートコンド泊」から徒歩10分。前島の飲み屋街からは一歩中に入った住宅街の一角にありました。外観・佇まいは、ほぼ民家です!看板がなければ、気づかないで通りすぎてしまうかもしれません。

早速中に入ってみると、昭和の時代を感じさせる雰囲気で、正月・お盆に親戚一同が集まるような畳の大広間となっていました。角にはテレビがあり、テーブルは12卓くらいありました。全て座卓です。昨今の新しくおしゃれなお店も好みですが、こういうアットホームな店もホッできて好きです。

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さっそく空いている席に座ると・・・おばあさんがメニューを持ってきて、お茶をついでくれます。沖縄名物のかめかめ攻撃してきそうなおばあさんがてできそうな雰囲気です。だがそれがいい!
いま作れないメニューを残念そうに説明してくれました。今回は、既に食べたいものは決まっていたため、下記のようなオーダー表にチェックをつけて、おばあさんにお渡し注文をしました。

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金曜日の20時にお店に入りましたが、お客はビールを飲んでいるお客ひとりだけでした。私のあとに、2家族が入ってきて、注文のあと写真など撮られていたので、旅行者の方のようでした。Maxで4家族だけでしたので、想像していたよりも混んでいませんでしたが、料理がでてくるには15~20分くらいほどかかっています。

おすすめメニュー

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沖縄県といえば世界的に見ても長寿の方が多い場所として知られています。長寿の理由には、健康的な食生活が関連していると思っています。たとえば、豚肉には疲労回復や夏バテに効果のあるビタミンB1やコレステロール値を下げてくれる不飽和脂肪酸などが含まれていますし、ゴーヤには一般的な野菜の5倍ものビタミンCが含まれていて、体力の回復や夏バテに効果があります。

元祖フーチバジューシーのお店 ふみやは、昔ながらの大家族の活気ある雰囲気に、疲れた心も癒やされること間違いなしです。また、ヨモギ入りのフーチバジューシーなどの沖縄料理の大半は、自然で体に良いだけでなくヘルシーです。全ての食材が沖縄料理の味付けによって、夏バテした身体に染み渡ります。

健康的な食事で旅の疲れをぶっ飛ばしたい方におすすめです。

おすすめメニュー・予算

  • ふみや定食(1):1.500円
  • ふみや定食(2):2.000円

ふみや定食(1)を食べてみた

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今回、注文したのは「ふみや定食(1)」です。
食べてみた感想を料理毎にまとめてみました。

フーチバジューシー(ご飯)

ヨモギとご飯をダシしょう油で炊きあげた名物のフーチバジューシー(ご飯)です。ヨモギといえば大福に使われている以外に使われている料理が思いつきませんが、そのヨモギです。食べてみると、ヨモギ独特の清涼感(ミント)が口の中で広がっていきます。草餅は餡の甘さのおかげで清涼感が中和されていて、あまりヨモギの味を感じないことが多いのですが、このフーチバジューシーを食べると、実はヨモギってこんなに香草だったんだ!とすぐにわかります。なお、フーチバージューシーのおかわり1杯が無料でできます。

イナムドゥチor中味汁(汁物)

汁物は、「白味噌のイナムドゥチ」か「豚のモツが入った中味汁」を選択することができます。
イナムドゥチとは、豚肉、かまぼこ、コンニャク、しいたけ等の具がたっぷり入ったお味噌仕立ての汁物です。味は、甘味噌の具だくさん豚汁という感じです。沖縄では、お祝い料理に欠かせない一品とのことです。今回は、こちらを選びました。普段食べている豚汁と比較すると、味噌は結構甘めとなっています。
中味汁とは、豚の内臓をとろけるまで煮込んだ汁物で、かつおダシ、しいたけ、豚肉のうまみ成分がたくさんつまった料理です。沖縄では、ソーキやラフテーと並ぶ沖縄の郷土料理のひとつです。

煮付け

豚肉、大根、人参、昆布、コンニャク、豆腐、カマボコの煮付けです。豚肉がとても柔らかくておいしいです。色からみると濃い味付けのようにみえますが、それほど塩辛さはありません。ご飯と合わせなくても、食べられます。小ネタですが、沖縄はひとり当たりの昆布消費量が多いことで有名です。これはダシを取るだけでなく、味付けして具材として食べることが多いからだそうです。

てぃんがく

田芋(ターム)と呼ばれる芋を甘く煮あげた沖縄風きんとんです。スイーツですので、最後に食べることをオススメします。とにかくあまーいです。

スヌイ

もずく酢のことです。沖縄のもずくは美味しいですね。

じーまーみどうふ

落花生からつくった豆腐です。落花生からつくられているので、普通のお豆腐の感覚で食べると、違和感を感じるかもしれません。

ミミガー・漬物・デザート

ミミガーとは、豚の耳皮のことです。

店舗情報

詳細情報

  • 営業時間:11:00~22:00(L.O.21:30)
  • 定休日:日曜日、祝日、ほかに不定休
  • 住所:沖縄県那覇市前島3-17-9
  • 駐車場:有
  • ホームページ:なし

場所


弾丸沖縄旅程(1泊機中2泊)

こんなときにおすすめ

元祖フーチバジューシーのお店 ふみや

閑静な住宅街の民家の畳間で

沖縄家庭料理を食べたいとき

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