アジアのお昼ごはん 豚モツの煮込み Kway chap

もっちもち麺とモツ煮込み / Kway chap (粿汁)

Kwaychap03Location A2 Food Court

Contents

Kway chap (粿汁)とは

Kway chap は「クウェイチャップ」と発音し、主にシンガポール、マレーシア(ペナン、ジョホールバル)、タイなどで人気の料理で豚の内臓を食べる料理として親しまれています。もとは中国南東部にある潮州の料理と言われています。

Kway chapを漢字で書くと「粿汁」となります。漢字の「果糖」に似ているため、看板を見たときは甘いジュース?というイメージをモツていましたが、全然ちがっていました(笑)。「粿」はKway(クウェイ)と呼び、正方形に切断された平らなシート状の米餅を指しています。「汁」はchap(チャップ)と呼び、スープを指しています。一見するとスープはBak kut teh のような香草たっぷりのスープに見えますが、醤油ベースのグレービーであっさりとした味となっています。

Kway chap (粿汁)を敢えて日本風に表現するならば「もっちもち麺とモツ煮込みのセット」という表現がピッタリです。ちょっと想像してみてください。内臓モツの煮込みって美味しいですよね(異論は認めない)。弾力のあるモツ(腸)とパスタのようにモチモチした米麺を一緒に食べるという、至高のモチモツ料理なのです。Kway chap (粿汁)は栄養満点で価格も安く美味いということで、東南アジアでも人気料理の1つとなっています。

雲風旅人

Kway chap (粿汁)を見たら
「こてっちゃん」と思ってください(笑)

Kway chap (粿汁) 食感

Kwaychap01Location A2 Food Court

Kway / 豚のモツ煮

豚の三枚肉、豚の腸、豚の内臓、豚の皮、卵などが入っていてボリュームたっぷりです。油でギトギトしてそうな雰囲気ですが、割と手の込んだ料理となっていて、臓器をきれいにした後、濃い目の醤油、八角の香りが漂うさまざまな漢方薬を入れて作られたグレービーで蒸し煮されていますので、豚の内臓も柔らかく、さっぱりとした味で臭みもありません。

Chap / モチモチ麺

米作地帯である東南アジアで広く食べられている米麺は、パスタと同様に種類が豊富です。その中でも、Kway chap (粿汁)の麺は、生麺タイプで幅のかなり広い麺となります。日本人にもわかりやすい伝えるならば、ラザニアのように平たい形状をしています。食べてみた食感は、モチモチとしていて、口に入れるとペロンと飲み込めるほどの柔らかさです。甘辛く濃い味付けにとてもよく合う麺だと思います。この喉越しのよい麺は、日本の麺では表現できない食感ですので、ぜひ食べてみてほしい一品です。

旅わんこ

お店によって具材・味付けは違うよ
いろいろな味を楽しめるわん!

Kway chap (粿汁) シンガポール有名店

Cheng Heng Kway Chap and Braised Duck Rice
    営業時間: 7時00分~14時30分
    最寄り駅: Holland Village MRT Station / Commonwealth MRT Station
    場所  : 44 Holland Dr, #02-05, Singapore 270044

雲風旅人

それではまた
Sampai jumpa lagi

コメント

タイトルとURLをコピーしました