新型コロナ 人口が多いと感染者数が増えるのか調べてみたら意外な国がトップに

新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として 厚生労働省 や 首相官邸 のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。

こんにちは!
海外生活スタイル Tradewinds Traveler 雲風旅人です。

以前より人口が多いところ、少ないところでどのくらいの感染率が違うものなのか調査したいと思っていました。

厚生労働省から3月15日12時時点での新型コロナウイルス感染症の現在の状況についてレポートが掲載されていたので、2018年の人口と65歳以上の高齢化率も併せてまとめてみたところ、ちょっと意外な国が上位にでてきたので調べてみました。

興味のあるかたは、下記のデータをご覧ください。

Contents

新型コロナウイルス感染症の現在の状況について(3月15日12時時点)

新型コロナ感染者数20200315

※世界合計の「感染者/人口」「死亡者/人口」は誤りがありましたので修正しました。

参照データ

新型コロナウイルス感染症の現在の状況について(3月15日12時時点版)
➡ 厚生労働省 : https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10204.html

世界の人口 国別ランキング・推移(国連)2018
➡ Global Note : https://www.globalnote.jp/post-1555.html

世界の高齢化率(高齢者人口比率) 国別ランキング・推移 2018
➡ Global Note : https://www.globalnote.jp/post-3770.html

アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (3/13の状況)
➡ Travel Vision : http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=88299

日本の感染率(感染者/人口)は0.006%

 旅行者などの一時滞在者を含めての感染者数のため、『感染者/人口』という定義が正しい人口感染率を示しているわけではないことをご了承ください。

 日本の人口は1.27億人で感染者数は780人です。感染者/人口で計算すると『0.0006%』となります。他国の状況を比較すると、人口が多い割には感染者数が少ないと言えます。

新型コロナ感染者数20200316_抜粋1

 感染者数が急激に増えているイタリアと比較した場合、日本の半分の人口なのですが感染者数は22.7倍もある状況です。また、死亡率に関しても22人となっています。

 また、イタリア同様に急激に感染者数が増えたイランや韓国は、実は高齢化率が日本やイタリアよりも少ないことに驚きました。

 これらのデータを比較してみると、日本は他国に比べて緊急性が低いという首相の判断も、”データ上”はあながち間違ってはいないのかなと思いました。(個人的には警戒のため緊急事態を宣言してほしいと思っていますが…)

 日本は「濃厚接触者を最優先に」検査を実施しています。徹底的に絞り込んだ人を調査した上で、この感染者数となっているならば、他国が日本を危険とみている以上に、安全であることがいえるのではないかと思わずにはいられません。

人口が多いと感染者数が増えるのか?感染率/人口はどうなる?

 人口の多い国を見てみると(括弧内は感染者/人口)、中国(0.0057%)、アメリカ(0.0009%)、ブラジル(0.0001%)、インドネシア(0.0000%)となります。中国を除けば、人口が多いほど感染率(感染者/人口)はかなり低い結果となりました。これはちょっと意外な結果でした。

新型コロナ感染者数20200316_抜粋2

 逆に、感染率(感染者/人口)が高い国は、アイスランドの0.0457%となりました。人口の多い国の感染率(感染者/人口)と比較になりますが、人口が少ないほど不利になるという結果となりました。下記は人口の低い国と日本をピックアップしました。

新型コロナ感染者数20200316_抜粋3

感染率(感染者/人口)が最も高いのはアイスランド 0.0457%

 通常であれば、アイスランドが危険と判断してもおかしくありませんが、3月13日の記事によると、アイスランドでは全ての感染ルートが確認できていることから、集会の禁止、休校等の措置、入国制限も発生していません。また、現地ホテルも通常営業、現地ツアーも平常通り催されています。

 感染率が一見高いようにも見えますが、死者は0人で医療崩壊も起きておらず、観光で賑わっている街でもないので、突然のロックダウン(閉鎖)の可能性は低いかなっと思います。

 アイスランドは、北ヨーロッパの北大西洋上に位置する島国で、共和制を取る国家(アイスランド共和国)である。首都はレイキャヴィーク。総人口は約35万5620人。5月中旬から7月の終わりまでの間、日の沈まない白夜と呼ばれる現象で有名なアイスランドですが、秋冬は首都でもオーロラを観測することができます。

 「アイスランドってどこだっけ?」とイメージが全くない国でしたが、調べてみると白夜やオーロラや氷河のような絶景を楽しむでき、実はたくさんの見どころがある国だったことを知りました。最後にちょっぴりアイスランドに興味を持ったことを報告して〆としたいと思います。

次の長期休みにアイスランドなんていかがでしょうか?
外務省 警戒レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
おすすめの記事
新型コロナ 1日の感染者増数を調べてみたら…今一番危険なのはやっぱりあの国でした
こんにちは! 海外生活スタイル Tradewinds Traveler 雲風旅人です。 厚生労働省では、国民が一番知りたいと思っている「日本の国内、及び、世界の新型コロナウイルス感染症数を状況」を公開しています。 このデータを用いて、いま、世界では1日でどれくらいの感染者が増えているのか調べてみました。中国や韓国の現状と、今一番危ないと思われる国について考察をお伝えしたいと思います。 興味のあるかたは、下記のデータをご覧ください。 新型コロナウイルス感染症の現在の状況 ...

いいね・フォロー お願いします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました