シンガポール 入国ルール SafeTravel Pass をまとめてみた

雲風旅人
今日は、シンガポールのICAから発表されたNew入国ルールを紹介します。

現在、シンガポールの感染リスク状況に近い複数の国々と人数を限定した必要不可欠な渡航者に対し、グリーンライン入国制度の導入を話し合っています。

その最中、シンガポールは6月8日(月)から、中国の6つの省(上海、天津、重慶、広東、江蘇省、浙江省)からの出張旅行を許可し、徐々に国境を再開することになりました。

この記事では、最初に入国が許可された中国の入国手続きをまとめてみました。グリーンライン入国制度の骨子となっていますので、今後、各国からシンガポールに入国する場合のルーツとして定着化する可能性は高いと思います。

特に旅行者が気をつける点を赤字で記載していますので、参考にしてみてください。また、今回、新しく追加されたルールとして事前に SafeTravel Passを申請、取得することが必須となりました。特にご注意ください。また、合計2回のPCR検査や万が一陽性反応がでた場合は、医療費は全て自費となりますので、併せてご注意ください。

シンガポール New入国ルール
 
①SafeTravel Passを取得する
②PCR検査を2回(出発前到着)受ける
③旅程を遵守する
 

Contents

SafeTravel Pass とは

コロナ対策として旅行者の入国、行動を追跡し易くするために発行する入国許可証(パス)です。

シンガポールに旅行する前に必要な手続きで、招聘状(招待状)や旅程などを事前に提出することで、SafeTravel Passを受け取ることができます。

6月15日時点では申請フォームはまだ、完成していないようです。下記にシンガポールICAをリンクしておきます。

https://safetravel.ica.gov.sg/

中国➡シンガポールへの入国

以下、中国からシンガポールに入国する場合のフローです。

    準備

    1.シンガポールの関連するスポンサーからレター(招待状)を入手する。
    2.シンガポール当局にSafe Travel Passを申請する。
    ※応募予定日の5〜20営業日前に提出する必要があります。
    ※申請処理には最低3営業日かかります。

    3.承認後、シンガポールへの旅行ビザを申請する。申請者がすでに有効なビザを既に持っている場合は、申請の必要はありません。

    フライト前

    4.入国前にArrival Cardに旅行前の健康状態と旅程内容を申告する。
    5.予定されているフライトの48時間前にCovid-19検査自費で受ける。
    6.Covid-19検査の結果が陰性の場合、旅行者はフライトに搭乗できる。
    7.搭乗前のチェックでは、旅行者は以下を準備する必要がある。
     ・目的の日程で有効なSafeTravel Pass
     ・有効なビザ(ビザが必要なパスポート所持者用)
     ・Covid-19検査が陰性結果
     ・帰りの航空券

    機内

    8.飛行中は、常にマスクを着用するなど、必要な予防措置を講じる。

    到着後

    9.シンガポール(チャンギ空港)に到着したら、Covid-19検査自費で受ける。
    10.テスト結果を待っている間(1~2日)、スポンサーが手配した宿泊施設で待機する。
    11.Covid-19検査が陽性の場合、旅行者は自費で治療を受ける。
    12.Covid-19検査が陰性の場合、旅行者は提出した旅程に従い入国できる。最初の14日間は旅程を順守する必要がある。
    13.旅行者は、シンガポールの連絡先追跡モバイルアプリケーションTrace Togetherをダウンロードする必要がある。
    14.旅行者は、公共交通機関を使用することは禁止する。ただし、専用のレンタカー/タクシーまたは企業内輸送は例外とする。

    用語説明

    Covid-19検査:綿棒テスト=ポリメラーゼ連鎖反応検査=PCR検査
    スポンサー:旅行者に代わって申請を行う企業または政府機関を指す。

参照元

https://safetravel.ica.gov.sg/about/

所感

雲風旅人
手続きは簡単に申請できるようですが、普通の旅行者がなにも制限なくシンガポールに入国できるようになるには、まだ当分時間がかかりそう。ニューノーマルの世界は旅行者に厳しいんだね。

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