東南アジアで咲く花 提琴桜 Jatropha integerrima

テイキンザクラ(提琴桜) / Jatropha integerrima
今日の花はテイキンザクラ(提琴桜)です。

西インド諸島原産の高さ1~2mほどの常緑低木で、トウダイグサ科の植物です。ピンクや濃紅色のサクラ(桜)に似た花を咲かせることから、ナンヨウザクラ(南洋桜)とも呼ばれています。美しい5枚の花弁が「桜」をイメージさせます。英名でも「Jamaican cherry」と呼ばれているほどです。

葉は楕円形で、先端が尖った形をしています。なかでも、3裂する品種をホコバテイキンザクラ(鉾葉提琴桜)と呼んでいます。提琴とはバイオリンのことで、葉の形が似ていることに由来しています。

テイキンサクラ(提琴桜)
学名:Jatropha integerrima
特徴:葉が分裂していない

ホコバテイキンザクラ(鉾葉提琴桜)
学名:J.hastata, J.pandurifolia
特徴:葉が三裂して鉾の形をしている

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