もっちもち麺とモツ煮込み / Kway chap (粿汁)
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Kway chap (粿汁)とは
Kway chapを漢字で書くと「粿汁」となります。漢字の「果糖」に似ているため、看板を見たときは甘いジュース?というイメージをモツていましたが、全然ちがっていました(笑)。「粿」はKway(クウェイ)と呼び、正方形に切断された平らなシート状の米餅を指しています。「汁」はchap(チャップ)と呼び、スープを指しています。一見するとスープはBak kut teh のような香草たっぷりのスープに見えますが、醤油ベースのグレービーであっさりとした味となっています。
Kway chap (粿汁)を敢えて日本風に表現するならば「もっちもち麺とモツ煮込みのセット」という表現がピッタリです。ちょっと想像してみてください。内臓モツの煮込みって美味しいですよね(異論は認めない)。弾力のあるモツ(腸)とパスタのようにモチモチした米麺を一緒に食べるという、至高のモチモツ料理なのです。Kway chap (粿汁)は栄養満点で価格も安く美味いということで、東南アジアでも人気料理の1つとなっています。
Kway chap (粿汁)を見たら
「こてっちゃん」と思ってください(笑)
Kway chap (粿汁) 食感
Kway / 豚のモツ煮
豚の三枚肉、豚の腸、豚の内臓、豚の皮、卵などが入っていてボリュームたっぷりです。油でギトギトしてそうな雰囲気ですが、割と手の込んだ料理となっていて、臓器をきれいにした後、濃い目の醤油、八角の香りが漂うさまざまな漢方薬を入れて作られたグレービーで蒸し煮されていますので、豚の内臓も柔らかく、さっぱりとした味で臭みもありません。
Chap / モチモチ麺
米作地帯である東南アジアで広く食べられている米麺は、パスタと同様に種類が豊富です。その中でも、Kway chap (粿汁)の麺は、生麺タイプで幅のかなり広い麺となります。日本人にもわかりやすい伝えるならば、ラザニアのように平たい形状をしています。食べてみた食感は、モチモチとしていて、口に入れるとペロンと飲み込めるほどの柔らかさです。甘辛く濃い味付けにとてもよく合う麺だと思います。この喉越しのよい麺は、日本の麺では表現できない食感ですので、ぜひ食べてみてほしい一品です。
お店によって具材・味付けは違うよ
いろいろな味を楽しめるわん!
Kway chap (粿汁) シンガポール有名店
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営業時間: 7時00分~14時30分
最寄り駅: Holland Village MRT Station / Commonwealth MRT Station
場所 : 44 Holland Dr, #02-05, Singapore 270044
それではまた
Sampai jumpa lagi
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