【どれを買う?】Anker Nano II 30W 45W 65W

Anker Nano II 30W/45W/65W
コンパクトなのに大出力

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Anker Nano II 45W
通常価格 3,390円 → 2,712円(20%OFF)


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Anker Nano II 45W
持ち運びに便利な超コンパクト急速充電器
45W USB-C PPS対応
約 35 x 38 x 41 mm
約 68 g
Amazon
3,390円
2021年5月25日調べ

Anker が小型AC充電器の新世代モデル Nano II シリーズを発表しました。
ラインナップは30W、45W、65Wの三種類。いずれもUSB-C端子1ポート設計で、折りたたみ式プラグ方式(30Wを除く)を採用しています。

スペックなどを比較してみて、どのモデルが買いなのか、どのような視点で購入を検討したらよいか、まとめてみました。この記事が参考になれば、嬉しく思います。

※日本Ankerでは5月25日に Nano II 45W が発売されましたが、Nano II 30W と Nano II 65W については7月下旬に発売となっています。

Anker Nano II 45W ⇦ 一押し

まず、プラグの折りたたみができない30Wは、折角のコンパクトなメリットが台無しです。最軽量の30Wは魅力ですが、利便性から45Wをおすすめすします。
恐らく、このサイトを読んでいる読者ならば、大出力の65Wが魅力的に映り、悩んでいるかと思います。私は、大出力モデルの65Wよりも45Wをおすすめしています。理由は3つ。
①65Wよりもかなり小型軽量
②65Wは発熱が大きい
③45Wでも十分(使用用途次第)
③が重要な点ですが、ハイスペックなPCを使用している人にとって、専用のACアダプターや更に出力の高い製品を使用するほうが、安全かつ安心です。この製品は65Wの出力がでるとはいえ、ベビーユーザーを本当に満足することにはならないと考えます。そう考えると、タブレットなどに接続する利用がメインとなり、45Wでも十分こと足りることになります。このシリーズの軽量コンパクトというメリットを最大限に生かすことができるのは、トータルバランスに優れた45Wだと考えます。これが私の一押し理由です。


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Anker Nano II 45W
持ち運びに便利な超コンパクト急速充電器
45W USB-C PPS対応
約 35 x 38 x 41 mm
約 68 g
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3,390円
2021年5月25日調べ
Anker Nano II 30W

携帯やタブレットを充電するだけの用途と割り切れば、最軽量47g(1.66 ounces)でコンパクトに持ち運ぶことができるこのモデルがベストです。ただし、折りたたみができないことがネックとなります。折りたたみを使いたいと思う人は、多少大きくなりますが、Nano II 45W を購入するのが良い選択だと思います。

それでも、折りたたみ式プラグ方式を優先したい場合は、出力が20Wとなりますが DIGIFORCE 20W PD 充電器 Type-C (タイムセールで1,344円で販売)も、サイズや重量を考慮しても、十分に対象になる製品になるかと思います。18ヶ月保証がついていることが、おすすめのポイントです。デザインも角張っているので、いいね!と感じる人もいると思います。

また、出力が20Wでも良いと考えるのであれば、選択肢は広くなり、より軽くより安い Anker PowerPort III Nano 20W (プライムデーで1360円で販売されていました)を購入するのも、ありよりのありです。ただし、20Wの出力でも携帯やタブレットの充電には問題ないと思います。

一方で、多少サイズが大きくなりますが、Ravpower PC144 30W も、価格も約2,000円となっています。重量・サイズのデメリットはありますが、折りたたみ式プラグ方式で、2ポートが利用できる点は大きなメリットです。私もRavpower 30Wを使用していますが、大きさを妥協できるなら大変コストパフォーマンスが優れた製品だと感じています。

以上のように、出力が20~30Wの製品は、競合他社も多く、目的と優先順に併せて購入することが求められます。そのため、複数の充電器が必要でない場合には、Anker Nano II 30Wを購入するよりも、より出力の大きくてポート数の多い45Wや65Wを購入するほうが、持ち運びする機器の数も減り、トータル的にメリットが大きいと感じるところです。


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Anker Nano II 30W USB-C
‎約38×32×30mm (プラグ部を含まない)
約47g / 最大24ヶ月保証
Amazon
2,990円
2021年7月9日調べ
折りたたみ式プラグ方式・コスト優先

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DIGIFORCE 20W PD 充電器 Type-C
約28x28x33mm (折りたたみ式)
約35g / 18ヶ月保証
Amazon
1,344円
2021年8月18日調べ
軽量・コスト優先

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Anker PowerPort III Nano 20W USB-C
約45×27×27mm (プラグ部を含む)
約30g / 最大24ヶ月保証
Amazon
1,360円
2021年8月22日調べ
折りたたみ式プラグ方式・ポート数優先

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Ravpower PC144 30W Type-C/A
約48x48x29mm (折りたたみ式)
約84g / 18ヶ月保証
Amazon 20% OFFクーポン適用
1,999円 ➡ 1,599円
2021年8月22日調べ
Anker Nano II 65W

PC用の充電器として購入するならば、65Wの販売まで待ちましょう。先行発売した米国の公式ストアでは、いち早く売り切れとなるほどの人気です。
なお、65Wモデルは、公式にはPPSの記載はありませんのでPPSに対応してないと思われます。※[追記] 頂きました情報によると公式には明記されていませんが、PPSは動作するようです。この点は少し残念ですが、現状では対応機種が限られているため、多くの人にはデメリットとはならないかと思います。
また、重量に関しては約112g(3.96 ounces)との情報(一般販売店より)がありました。※米国発売日で調べるかぎり、公式に重量の記載はありませんでした。

Anker Nano II 65Wがなぜ一押しではないのか?と思う方もいるかと思いますが、私が万人にお薦めできないと感じる点は、1ポートしかないという点です。単純に重量やサイズだけならば、Anker Nano II 65Wは魅力的ですが、65Wが必要だと思う人は、PC向けに使いたいと考えてる人だと思います。では、Nano II 65W 1つだけで、遠出や旅行ができるかと想像してみてください…複数の機器を同時に充電できないことが不安になりませんか?携帯もPCも充電したいけど同時に充電できないからもう1つ充電器が用意しては本末転倒ですし、ホテルや電車、スタバなどで使えるサービスコンセントが1口しかないということも多いです…そういったケースを考えると、2ポートの出力があったほうが安心出来ませんか?

たとえば RAVPower RP-PC133 65W は約120gですが2ポートの出力があります。Anker Nano II 65Wとの差は僅かに8g。サイズは若干大きくなりますが、1個の充電器で事が足りるという安心感は、サイズ以上に小さくないと考えます。※一時期、AmazonはRAVPowerの製品の掲載は取りやめておりましたが、現在は購入できるようになっています。

今回は外出先での用途を考えると65Wは万人向けでないことから、一押しからは外させてもらいましたが、PC専用で使用するならば、最適な選択肢となることに異存はありません。Anker Nano II 65Wのサイズは既存販売品と比較しても、小さくてワクワクする商品だと感じています。その熱量は、上の解説分の量でわかってもらえるかと思います。1ポートしかないデメリット以上に、小さいことにロマンを感じてしまいますね。日本でもきっと売り切れ商品となることでしょう。


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Anker Nano II 65W
65W USB-C 112g
7月26日発売
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3,990円
2021年7月9日調べ
出力ポート数優先
RP-PC133

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RAVPower 急速充電器 RP-PC133
65W USB-A + USB-C Black and White
[2021/08/21] 30%OFFで再販されています。
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30% OFFクーポン適用価格:2,799円
通常価格:3,999円(税込)
総括

Nano II 30W は?
きっと軽くて小さいことにメリットを感じている方だと思います。もっと軽くて小さくて安い Anker PowerPort III Nano 20Wも検討してみてください。

Nano II 65W は?
きっとPC用途に大出力が必要で小さいことにメリットを感じている方だと思います。ロマンも大切ですが、1ポートだけで大丈夫ですか?もし、携帯とPCといった複数同時に充電する可能性があるなら、2ポート出力のある RAVPower RP-PC133 65Wなども検討してみてください。

Nano II 45W は?
きっとトータルバランスの良さにメリットを感じている方だと思います。30Wや65Wと比較して、唯一無二の存在です。万人に1番おすすめできるモデルはこのNano II 45Wではないでしょうか。

Anker Nano II 30W 45W 65W どれを買う?と悩んだときは、私の経験を元に検討して頂けたらと嬉しく思います。

Anker Nano II 45W
持ち運びに便利な超コンパクト急速充電器
45W USB-C PPS対応
約 35 x 38 x 41 mm
約 68 g
5月25日発売
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3,390円
2021年5月25日調べ
RAVPower 65W RP-PC133を購入した4つの理由
4月27日にRAVPowerからGaN(窒化ガリウム)を採用した充電器「RP-PC133」が発売され、直感的にこれだ!と思い、すぐに購入しました。雲風旅人がなぜこの製品を選んだのかについて、4つのチェックポイントを説明します。
Anker Nano II 30W/45W/65W スペック比較

Anker Nano II 30W
A2665
Nano II 45W
A2664
Nano II 65W
A2663
最大出力 30W 45W 65W
入力 100-240V〜1.0A
50-60Hz
100-240V〜1.87A
50-60Hz
100-240V〜2.1A
50-60Hz
入力プラグ 折りたたみ
できない
折りたたみ式 折りたたみ式
出力ポート USB Type-C×1 USB Type-C×1 USB Type-C×1
出力 5V=3A,9V=3A,
15V=2A,20V=1.5A
5V=3A,9V=3A,
15V=3A,20V=2.25A
5V=3A,9V=3A,
15V=3A,20V=3.25A
出力 PPS 3.3V-11.0V=3.0A
3.3V-16.0V=2.0A
3.3V-16.0V=3.0A
3.3V-21.0V=2.25A
未対応?
サイズ 約31.54mm
×30.39mm
×37.85mm
約37.72mm
×35mm
×41mm
約41.72mm
×36mm
×44mm
重量 約47g 約68g 約112g
価格 US$ 29.99
2,990円
US$ 35.99
3,390円
US$ 39.99
3,990円
購入はこちら 7月8日発売 5月25日発売 7月27日発売

※Nano II 45Wは、MacBook Air (M1、2020) / Pro (13インチ、M1、2020) 、Dell XPS 13 / 15などに対応しています。
※Nano II 30Wと65Wの重量については、海外サイトにも記載されていませんでした。分かり次第、更新します。

【補足・1】
※コンパクトになればなるほど、発熱の問題が浮上します。故障の原因に直結しますので、気になるところです。

【補足・2】
2021年11月16日発売

充電器を選ぶなら、まずはこれ!Anker PowerPort III 2-Port 65W
充電器を選ぶなら、これ! 待望の充電器がAnkerから発売されました。今回の記事では、数ある充電器の中で私がなぜ「充電器を選ぶなら、これ!」と銘打つのか、どのようなユーザーなら購入するメリットがあるのかを紹介していこうと思います。
このブログについて
ブログ紹介
このブログでは、日常生活や旅行で持っていると便利なガジェットや、旅先で特するサービスを紹介しています。旅行に持っていくときはどのような視点で製品を選ぶと良いか、日常で満足いく買い物をするにはどうしたら良いかなど、少しでもアドバイスできたらと思います。
このブログが参考になった、購入して良かった、と思っていただければ幸いです。

コメント

  1. はじめまして、ググってたらこちらに辿り着きました。

    ACアダプタもType-Cが使われ出してからややこしくなりましたよねー
    ウチは両親がスマホ本体は買い換えたのに充電には5V 1Aの
    メチャ古いアダプタを使って充電していたのを見たきっかけで
    「Anker NanoⅡ 45W」を買い与えましたw

    幸い二人ともPPS対応のスマホを購入していたので
    充電が早くなったわ、アダプタは小さくなったわで
    技術の進歩を感じているみたいです。

    それで本題なのですが
    どうやら「Anker Nano II 65W」はPPSに対応はしているみたいです。
    下記サイトに検証した結果が貼ってあるのですが
    PPS[5V-21V 3.25A]と、下限が3.3Vじゃなく5Vになっている様です。
    https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/todays_goods/1342070.html

    もしかしたら下限が3.3Vじゃなく5Vなので
    表記出来なかったのかも知れませんね

    • お返事が遅くなりまして申し訳ございません。
      情報ありがとうございます。45Wは小さくて、良い製品を購入されたと思います。

      参照のサイトには、確かにPPSの計測結果がありますね。でも裏面の印字にはPPSの表記はありません。
      これは推測になりますが、PPSに対応する予定で設計されていて出力するものの、なんらかの項目でPPS規格をクリアすることができず、正式に「PPS対応」を明記できなかったのではないかと思います。PPSにそれほど需要がないこともあり、とりあえず販売が許可されたのかもしれませんね。とても謎ですね。もし改良版がでるならば、次はPPS対応になる可能性は高いと思います。

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